システム・機能紹介

店舗分析ツール「入店人数計測システム」とは? 主な“3種類”をご紹介!

入店人数計測システムとは?

店舗や施設の出入口付近に設置し、建物前の人の通過や来店客数を、非接触で計測する機器センサーのことです。
別名「ピープルカウンター」「入店カウンター」「トラフィックカウンター」などと呼ばれます。

入店人数計測システムで取得したデータは、経営者や店舗リーダーが見込み来店客数を把握したり、様々な施策の意思決定のための判断材料や店舗パフォーマンスの評価指標として使用します。

また、コロナ渦における店内混雑回避のために用いられることがあります。

主な入店人数計測システム

主な3種類の入店人数計測システムを比較しながら、特徴を見てみましょう。

  1. 赤外線センサー
  2. 単眼カメラのローカル完結型システム
  3. AIカメラ
赤外線センサー 単眼カメラ AIカメラ
コスト
機能
システム連携 ×
総合評価

それぞれのシステムの特徴(メリット・デメリット)

赤外線センサー

 メリット 
  1. 低コスト
  2. 煙や霧などを透過しやすく暗闇でも見えるため、夜間の計測には優位
 デメリット 
  1. 拡張性や保守性が低い
  2. 赤外線を照射して、必要な情報を取り出す対象物の温度を非接触で測定できるが、気温の上昇によってカウントエラーが起こりうる(例:エアコンの近くに設置すると、出てきた熱で誤作動が生じる)
  3. 来店客やスタッフが入口を行ったり来たりするたびに無限にカウントが上がり、データの精度が低い

 

単眼カメラのローカル完結型システム

 メリット 
  1. 低コスト
  2. キャリブレーションが容易
 デメリット 
  1. 立体把握(3次元計測)が難しく、ヒトとモノの判別や高所や斜面などでの計測に弱い
  2. 距離が遠く・範囲が広くなると、カウント精度が落ちるため、トラッキングには不向き
  3. 逆光などの環境下では物体の識別が困難になる

では、当社が採用する「AIカメラ」はどうでしょうか?

AIカメラ

 メリット 
  1. データの精度が高い
  2. 拡張性や保守性が高い
  3. データはBIで管理することができ、POSや会員アプリのデータ等と連携することで、より複雑な分析も可能
  4. 入店人数のカウントに加え、性別や年代などの属性情報など取得できるデータ量が圧倒的に多い
 デメリット 
  1. 高コスト
  2. 取得できるデータ量は圧倒的に多いが、「何のために」使うかを定義しておかないと運用が難しい

店舗計測の月額サブスク「POPS」とは?

当社オリジナルの「POPS」は、お客様やスタッフの様々な行動データを収集する「完全レンタル型の店舗計測システム&レポートサービス」です。

店舗計測には通常大きなコストがかかります。必要な機器をすべて当社からレンタルすることで、初期費用やデータ分析費用、運用に必要な人材への負担を最小限に抑えつつ精度の高い店舗計測ができます。

入店カウントから本格的な動線分析まで、検証やお試し運用にもおすすめです。

POPSを見る

まとめ

赤外線センサー・単眼カメラのローカル完結型システムに言えることは、低コストで導入可能な半面、取得データの精度に難点があり、逆にAIカメラは高精度・高機能ですが、導入コストが高めとなっています。

傾向値を確認するのであれば、低い精度でも問題ないかもしれませんが、入店人数を経営判断の指標に使っていたり、店舗の分析などに活用する場合は、事実にもとづいた確かな数値であることが重要です。

入店人数等を可視化し活用する目的は「経費削減」「店舗運営力強化」など様々ですが、共通している最終目標は「利益に結び付ける」ということです。

利益向上を導き出すための鍵を得るには、適切なKPIの選択を効率的に行い、その数値を取得・比較し、次の施策を立て、トライ&エラーを繰り返すことが必須といえます。

そのためにはまず、正確な数値を継続的・効率的に取得する土台をつくらなくてはなりません。

当社では、入店人数カウントをはじめとした環境づくりをはじめ、貴社の目標に応じたさまざまなプランをご用意しております。上記の他にも取得されたい指標や課題点があれば、ご相談ください。

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