リピーターは「新規顧客と比べて、アップセルにより客単価を上げやすく、売上向上につながりやすい」と言われている他、既に商品やサービスを認知しており継続購入しているため「集客のための経費を削減できる」などのメリットがあります。
本記事では、店舗がリピーターを増やしていくための「3つの施策」をご紹介します。
リピーターを増やす「3つの施策」とは?
新規顧客をリピーターに転換するためには、商品の品質を維持・改善させることはもちろんですが、「店舗を再訪したくなる」「また購入したくなる」要因をつくり、再購入につなげることが大切です。
施策1)定期的な接触をする
顧客一人ひとりに合わせたアプローチや情報提供を継続して行うことで、顧客との信頼関係を築き、定期的な来店・購入へとつなげます。
具体的な方法
- 初回来店時にポイントカードを発行したり、「店内商品を通常価格より10%OFF」などの優待クーポンを配布する
- アプリ会員証の登録を促し、日々情報をアップデートする
- メールマガジンでキャンペーン情報を定期的に配信する
- 個々の顧客データ(購入履歴など)から、おすすめの商品をカスタマイズし、DMを送る など
施策2)ファン化を加速させるブランディングを行う
商品そのものの魅力に加え、企業の理念や商品誕生の背景などに価値を見出したり、接客サービスの向上により顧客に心理的な満足感が加われば、リピート率が向上します。
具体的な方法
- 自社オーガニック商品を提供する理由やストーリー、エピソードを伝える
- サービス利用後の丁寧なアフターケア・カウンセリングを設ける など
施策3)店舗データや顧客データの分析をする
競合店分析(社外)
競合調査を実施し、自店の優位性、独自の強みなどを明らかにします。また、自社の不足や今後の課題を把握することで、リピーター離れを軽減できます。
店舗分析・店舗比較(社内)
入店率等などの条件をそろえ、リピーターが多い店舗と少ない店舗を比較し、課題を抽出します。スタッフのパフォーマンスや店内レイアウトにおける課題を見つけ、各店舗でリピーターが多い店舗に倣って運用することで、リピーターを増加させます。
リピーター分析
既存顧客にアンケートや商品レビューを促し、顧客満足度を調査します。
顧客からのフィードバックは新たなニーズの掘り起こしや商品改善に活かすことができ、リピーターの維持や今後の売上拡大などに貢献します。
AIセンサーによる施策の効果検証
会員カードシステムやPOSデータからリピーター数を取得し、会計数で割ることで、リピーター率を算出できますが、例えば入店数とリピーター数から割り出す「入店者数あたりのリピート率」など、AIカメラから取得したデータを活用することで、今まで得られなかった新たな指標に基づく分析が可能になります。
まとめ
顧客ロイヤリティを高め、リピーターを増やすことは、店舗の安定した売上・収益の拡大につながります。
当社サービスで提供しているAIセンサーから得られる指標や、データの計測方法については、こちらのシステム・機能紹介ブログに掲載しています。併せてご参照ください。
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