システム・機能紹介

店内での不正や異常をカメラで追跡する

弊社のデータ提供サービスには、セキュリティ対策(資産保全/アセットプロテクション)という機能があります。本サービスは、犯罪抑止を目的として、店舗のレジスタッフによる不正引き出しの防止、POSデータの取引異常の検知などに利用できます。

サービスの特徴

商品販売取引による、POSレジからのトランザクション(入出金)、返金・返品などの操作を記録し、記録された時間に撮影された映像を管理画面からワンクリックで確認することができます。(*1)

具体的には、カメラの映像にお客様が映っていないのに、現金での払い戻し処理があった場合など、決済端末や機器の故障・不具合、スタッフによる誤操作だけではなく、不正も疑われることがあります。

*1…貴社の用途に応じて、AIセンサーやPOSレジ、既存の防犯カメラなどと連携して利用することができます。一部対象外の商品もございます。詳しくはお問い合わせください。

ダッシュボードでの見え方

「リスクの高い店舗」や「リスクの高いレジ係」として、表やグラフに表示します。リスクが高いと思われる店舗やレジ担当スタッフが複合的に判定され、リストアップされます。

「リスクの高い店舗・レジ担当者」のリスク判定項目

  1. 総合的なリスク判定:店舗での不正行為を、疑わしい取引や異常値の件数などから検出し、リスクの高低を複合的に判断します。(*2)
  2. レジ操作の取り消し:以前に完了したトランザクションを取り消した場合に記録されます。
  3. 現金払い戻し: お客様が購入した後、店舗が購入金額の全部または一部を現金で返金した場合に記録されます。
  4. 一部取り消し:1トランザクションのうち、一部の品目のみ取り消しが行われた場合に記録されます。

上記3項目「レジ操作の取り消し」「現金払い戻し」「一部取り消し」は発生件数に加え、前期間との対比や合計値(額)、平均値(額)を算出することが可能です。

*2…規模の異なる店舗間比較を可能とするため、取引量に応じたリスク発生割合を抽出しています。

こんな用途におすすめ

  1. 来店者や店員の姿を映像で確認し、店舗での不正を抑止したい。
  2. 既存の防犯カメラのデータと、勤怠データ、POSレジ、AIセンサーなどのデータを組み合わせたい。

 

参考:「360度全方位カメラ」を活用した、防犯カメラソリューション

サービスパッケージでもご紹介している、360度全方位カメラ。店や施設の出入り口や天井にカメラを設置することで、犯罪の抑止や防犯意識の向上、インシデントの記録をし、問題解決に導きます。

従来の単眼カメラなどの他製品と比較し、以下のような特徴があります。

  1. メリット1:コストパフォーマンスに優れている
  2. 一般的なカメラでは、全体像を把握するために複数箇所への設置や複数回の撮影、合成をする必要がありますが、全方位カメラは1台で全体像を一度に撮影・記録できるため、複数台分のコストを1台分に抑えることができます。

  1. メリット2 立体把握や死角に強い
  2. 全体像を確認できるため、個々の動きや人の流れをムラなく一目で確認するのに適しており、スタッフや来店客の不審な動きを検出しやすくなります。また、死角にも強く、盗難や荒らしに対する防犯対策として効果的です。

  1. PCで映像を見ながら簡単に回転角度の調整ができるため、操作が簡単です。
  2. 防水、防塵、広告用、小型など、用途に応じて様々なタイプの全方位カメラをご用意させていただきます。

 

まとめ

今回は、AIセンサーや防犯カメラと、お手持ちのPOSレジや勤怠データとの連携で実現できる、店舗における不正抑止・防犯のためのソリューションをご紹介しました。

RetailNext国内導入実績No.1の当社では、入店カウントや人流取得の設計・構築に加え、様々なセキュリティプロジェクトを実施してきました。

お客様のご利用シーンに合わせた最適なサービスをご提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。


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是非、お気軽にお問い合わせください。

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