システム・機能紹介

小売店舗の分析ダッシュボードとは?

「ダッシュボード」とは?

ダッシュボードという言葉自体、それほど馴染みがない方もいるのではないでしょうか。

データのビジュアル化における「ダッシュボード」の定義は様々ですが、一般的にはビジネスにおける様々なデータや情報を集約して一つにまとめ、グラフなどで視覚化し、分かりやすくするためのツール(画面、ソフトウェアなど)を指します。

ダッシュボードは、近年注目されているBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの一つとして位置づけられ、マーケティングや営業分析などで広く活用されています。

「主要業績評価指標(KPI)」を表示する

ダッシュボードの主な機能は、特定の目的やビジネスプロセスに関連する主要業績評価指標を表示することです。
オンラインストアの分析では、googleアナリティクスを使ったユーザー訪問数、コンバージョンまでのユーザーフロー、顧客属性の表示、マーケティング広告のパフォーマンスなどがあります。
オフラインストアの分析では、従来の方法ではExcelなどのツールを使用し、販売実績や店舗の業績報告などを確認します。

AIセンサーで取得したデータをダッシュボードで見る

近年、オフラインストアでも顧客データのリアルタイムでの可視化の重要性が認識され、AIセンサーを導入する店舗が増えています。

当社で取り扱っているRetailNext(リテールネクスト)やIdein Actcast(イデイン アクトキャスト)などのAIセンサーから取得した店舗データは、オリジナルのダッシュボードや御社がすでに導入しているBI(Google LookerやTableau、DOMO等)などのダッシュボードに統合し、小売店舗における入店数、来店客属性、動線分析データなどを可視化します。

来店客データは、小売店舗における迅速な状況把握や経営判断に役立ちます。常に変動する小売の世界において、どの施策が実際にROIを生んでいるのかを判断し、それに応じてマーケティング戦略を調整することで、利益を最大化することができます。

RetailNextのダッシュボード

RetailNextのダッシュボードは、熟練した開発者の高度な技術力と、小売ビジネスへの理解を融合させた、ユーザーフレンドリーな設計になっています。

例えば、顧客の来店状況に応じてスタッフの勤務スケジュールを最適化したり、店舗の混雑状況に応じて閾値アラート(※)を設定したり、顧客が店内の特定のエリアに滞在したとみなす時間を独自に設定したりと、きめ細かな分析が可能です。

※設定例:店舗Aの店内混雑率を50パーセントに設定し、実際の来店客数がその値を超えた場合に、アラートを通知させる

《補足》理想の小売分析ダッシュボードUIのポイント

  • 在庫、業務、顧客、売上データが見やすく表示され、直感的に操作ができる(5秒以内に目的の情報にたどり着ける)
  • 最も必要な項目(重要指標)が大きくわかりやすく表示されている
  • 専門知識不要で、データ解析に不慣れなユーザーでも簡単に使える(グラフ、ヒートマップ、アニメーション効果等)
  • フィルタリング(絞り込み)や閾値アラートなどが、ユーザー主導でできる
  • さまざまな目的やニーズに合わせて、必要な情報をドリルダウンしてカスタマイズできる

まとめ

小売分析ダッシュボードを用いることで、ボトルネックとなりうる重要なインサイトを発見したり、意思決定者がデータからパフォーマンス課題を理解することは、現代の小売業が優位に立つための最も効果的な戦略の1つです。

GROOOVEでは、店舗に顧客分析のためのAIカメラやセンサーを設置し、計測データを提供するだけでなく、データ活用戦略のコンサルティングなども行っています。貴社と二人三脚で並走させていただきますので、お気軽にご相談ください。


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小売店をはじめ800店舗以上の支援実績を持つGROOOVEは、国内外で店舗を持つブランドに対し、店舗がDXで達成したい目的に応じたソリューションを提供することでオペレーション改善を支援しています。

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